2024.10.23
ラベルレスサーマル

「ラベルレスサーマル」が、第48回木下賞「新規創出部門」を受賞

 サーマル印字技術「ラベルレスサーマル」が、公益財団法人日本包装技術協会が主催する、第48回木下賞「新規創出部門」を受賞しました。ラベルレスサーマルは、包装材にリコーが開発したサーマルインクを塗工して、サーマルプリンターやレーザー装置で熱を与えて発色させることで、包材に直接印字できる技術です。本技術は、2022年から大手コンビニストアの食品パッケージに採用されています。

ラベルレスサーマルのパッケージ画像


【木下賞について】

 木下賞は、公益社団法人日本包装技術協会の第二代会長である故 木下又三郎氏の包装界に対する多年の功績を記念して創設された表彰事業です。本賞は、毎年その年度において、
1.包装の研究・開発に顕著な業績をあげたもの
2.包装の改善・合理化に顕著な業績をあげたもの
3.包装の新規分野創出に顕著な業績をあげたもの に対して授与されます。

 

【環境に対するRNスマートパッケージングの取り組みについて】

 資源の有限性が指摘される中、従来の大量生産・大量消費の経済モデルから、循環型経済(サーキュラーエコノミー)への転換が求められています。企業には、廃棄物削減やリサイクル推進を通じて、環境負荷低減に貢献する責任があると考えております。RNスマートパッケージングは、ラベルレスサーマルをはじめ、独自の機能性包材ソリューションを展開することで、お客様の生産性向上および循環型社会の実現に貢献します。