SOLUTION

ソリューション

ラベルレスサーマル®

ラベルや熱転写リボンなどのサプライが不要で、
フィルムへ可変情報を直接印字できる包材

2023年日経優秀製品・サービス賞「最優秀賞」、2024年に木下賞「新規創出部門」を受賞

ラベルレスサーマル®とは?

ラベルレスサーマル®は、フィルムにリコーが開発した感熱インクを塗工して、
ダイレクトサーマルプリンタやレーザーで熱を与えることで発色し、直接印字を可能とする包材です。そのため、
ラベルレス・リボンレスを可能にし、サプライレスによる環境負荷低減・省人化・生産性向上に貢献します。

包装機
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現場でのよくある課題

よくある課題

副資材(熱転写リボンやラベルロール)の交換作業工数、さらに使用済みの副資材の廃棄による環境負荷といった課題に直面していませんか?

  • 交換のたびに生産ライン停止

    ラベルやリボンロール交換による生産ラインの一時停止が発生。

  • 多品種の資材管理が負担に

    複数の副資材を扱うことで在庫管理・補充・廃棄の負担が増大。

  • 副資材によるコストと環境負荷

    副資材にかかる継続的な調達費用と、廃棄に伴うコスト・環境負荷の増大。

解決

ラベルレスサーマルにより、これらの課題を解決します!

  • 生産性の向上

    副資材の交換がゼロで、同一稼働時間で生産数量が増加。

  • 包材の共通化

    1つの資材で、複数アイテムの生産が可能。過剰在庫や廃棄リスクを削減。

  • 副資材レスで環境にもやさしく

    ラベルも熱転写リボンも不要でごみ削減。
    CO2削減率約85%*

    *リコー調べ。感熱ラベルと比較。

ラベルレスサーマル®の特長

  • 業界初!
    特長01

    部分塗工技術

    必要なところだけに感熱インクを部分塗工することで、成分表示や商品名を直接印字しながら、商品の中身をしっかり見せることができます。

  • 特長02

    高精細印字

    商品名や絵、QRコード等もきれいに印字することが可能です。

  • 特長03

    カラーサーマル

    カラーに発色する感熱インクを用いることで、
    視認性や識別性を高めた印字が可能です。

業界別用途・
アプリケーション

  • 流通(食品包材)

    導入効果

    • 副資材削減による環境負荷低減(CO2削減)
    • ラベルやリボンロール交換ゼロによる生産性向上
    • 包材統一化による在庫管理の最適化・過剰在庫や歩留まりの削減
    • トップシール包装

    • 横ピロー包装

    • 深絞り包装

    • 縦ピロー包装

  • 物流 (梱包テープ・クラフトパッケージ)

    導入効果

    • ラベル貼り工程の削減による省人化
    • ラベルゴミの削減
    • 配送伝票剥がし作業が不要・情報漏洩を防止
    • 個品ID印字でリアルタイムトラッキングを実現
    • キャンペーン用途への活用
    • 従来(ラベル)

    • ラベルレスサーマル®

  • 製造 (部品分包)

    導入効果

    • ラベルレス・リボンレスを実現
    • 副資材削減による環境負荷低減(CO2削減)
    • 溶剤レス・粉塵抑制によるクリーンな印字が可能
    • 従来(ラベル・リボン)

    • ラベルレスサーマル®

  • 医療 (医療用パッケージ・透明ラベル)

    導入効果

    • 廃棄リボンから個人情報漏洩を防止
    • 粉塵抑制によるクリーンな印字が可能
    • レーザーで印字する場合、通常フィルムと比べて濃い印字が可能
    • 裏面への印字による真贋判定への活用
    • 従来(ラベル・リボン)

    • ラベルレスサーマル®

  • 導入効果

    • 有機溶剤を工程で使用せず印字
    • インクの粉末や粉塵抑制によるクリーンな印字が可能
    • レーザー印字により、内容物充填後も印字可能
    • 従来 (インクジェット)

    • ラベルレスサーマル®

安全性への取り組み

食品安全性関連の適合状況

  • 01食品・添加物 等の規格基準
    厚生省告示370号試験

    • 日本食品衛生協会での溶出試験に合格
  • 02食品衛生法(ポジティブリスト)

    • 最終商品:但し書き適用
    • 防曇材:商品接触での使用実績にて対応済
    • PET、PE:食品安全性PL適合
  • 03印刷インキ工業連合会
    (ネガティブリスト)

    • デザイン用インキ:NL対応済インキ使用
    • 感熱インキ、保護インキ:全原材料NL対応済

法規制対応+αの安全性:業界に先駆けフェノールフリーの感熱材料を使用

欧州を中心にフェノールフリー感熱紙の採用が増加傾向。
国内で安全性を高めるため、感熱材料のフェノールフリー化を推進しています。

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